第三期白石市子ども・子育て支援事業計画
子ども・子育て支援制度に基づき策定した「第二期白石市子ども・子育て支援事業計画」の期間が令和7年3月に終了したことから、令和7年度から令和11年度までの「第三期白石市子ども・子育て支援事業計画(以下、本計画)」を策定しました。児童福祉法および子ども・子育て支援法の改正により新たに開始された事業並びに次世代育成支援および貧困対策への取組を計画に盛り込んでおります。今後も、本計画に基づき、市の子育て支援施策を推進してまいります。
基本理念
子ども・親・地域みんなが育ちあうまちづくり
基本的な視点
- 安心して子育てできるまちづくり
- 共に支えあう地域づくり
- 夢や希望のもてる次代の親づくり
計画の主な内容
子ども・子育て支援事業の量の見込みと確保方策
幼稚園・保育園などの利用支援と地域の実情に応じた子ども・子育て支援事業の「量の見込み」と「確保方策」
- 量の見込み:現在の利用状況や今後の利用希望を踏まえた必要数
- 確保方策:利用定員に加え、利用定員が必要とされる量に不足する場合は整備目標を合わせたもの
幼稚園・保育園などの利用希望に応じた提供体制の確保
地域の実情に応じた子育て支援事業
- 利用者支援事業:「基本型(子育て支援コーディネーター)」、「こども家庭センター型」
- 時間外保育事業(延長保育)
- 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)
- 子育て短期支援事業(ショートステイ)
- 地域子育て支援拠点事業(地域子育て支援センター)
- 一時預かり事業(第二幼稚園、認定こども園ひかり幼稚園)
- 一時預かり事業(幼稚園型以外)
- 病児・病後児保育事業
- 子育て援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)
- 妊婦健康診査
- 乳児家庭全戸訪問事業
- 養育支援訪問事業
- 子どもを守る地域ネットワーク機能強化事業
- 子育て世帯訪問支援事業
- 児童育成支援拠点事業(しろいしきち<外部リンク>)
- 親子関係形成支援事業
- 妊婦等包括相談支援事業
- 産後ケア事業
- 乳児等通園支援事業(こども誰でも通園制度)
- 実費徴収に伴う補足給付事業
- 多様な主体の参入促進事業
次世代育成支援の展開
- 地域における子育て支援の充実
- 子どもと保護者の健康の確保・増進
- 教育環境の整備
- すべての子どもと家庭の安全・安心の確保
こどもの貧困の解消に向けた対策の推進
子どもの貧困を解消するとともに将来の貧困を防ぎ、貧困により子どもがその権利利益を害されることや孤立することのない社会の実現を目指しています。
そのため、子どもおよびその家族に対しての支援や、貧困の状況にある親の妊娠・出産時から子どもが大人になるまで切れ目なく支援を行うことが必要であるため、次の5つを施策の柱に据えて、こどもの貧困の解消に向けた具体的な取り組みを推進します。
- 教育・学習支援の充実
- 生活支援の充実
- 就労支援の充実
- 経済的支援の充実
- こどもの貧困に関する支援体制や情報提供の充実
【計画策定までの流れおよび計画詳細】
計画策定に当たっては、子育て世代の方のニーズ調査を実施するとともに、保護者や子ども・子育て支援の仕事をしている方たちをメンバーとする「白石市子ども・子育て会議」で検討を重ねました。
このような過程を経て取りまとめたものについて、皆さんに意見募集を行い、令和7年3月に白石市の特性を踏まえた計画を策定しました。
本計画は、「市町村子ども・子育て支援事業計画」のほか、「次世代育成支援行動計画」および「こどもの貧困の解消に向けた対策についての市町村計画」としての内容も含みます。
計画書
アンケート調査結果
意見募集(パブリックコメント)の実施について
本計画の策定にあたり、素案について令和7年1月に皆さんのご意見を募集しました。また、意見募集の結果、2件ご意見をいただいています。
詳しくは、「(仮称)第三期白石市子ども・子育て支援事業計画(素案)への意見募集」からご確認ください。