「公立認定こども園・子育て支援拠点施設」創設の進捗状況をお知らせします
施設創設の経緯について
未就学児数の減少と公立幼児教育・保育施設の老朽化が顕著となってきたことから、未来を担う子供たちの健やかな成長、集団活動の維持を最優先に考え、令和4年3月に幼児教育・保育のあり方について、第三者機関である「白石市学校教育・保育審議会」に諮問を行いました。令和5年3月に審議会の答申を受け、幼児教育・保育のあり方に関する基本方針案を作成しました。中学・高校生、保護者や地域の皆さん、幼稚園教諭・保育士などを対象とした説明会、パブリックコメントにてご意見をいただいた後、令和6年9月に「白石市幼児教育・保育のあり方に関する基本方針」が策定されました。この基本方針において、良質な幼児教育・保育環境の提供、安心して子育てができる環境を構築するため、「公立認定こども園・子育て支援拠点施設」を創設することとなりました。
認定こども園は、地域子育て支援センター、障害児通所施設等の機能を備えた複合型施設として、旧いきいきプラザ解体後の跡地に、令和11年4月オープンの予定です。このページでは施設創設の進捗状況について、随時お知らせします。
職員によるワーキンググループを開催しています
保育・教育現場の職員の他、部局横断的な委員により組織するワーキンググループを開催し、随時、基本設計に関しての意見交換などを行っています。
回数 | 開催日 | 内容 |
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1 | 令和6年5月29日(水曜日) | 本市が目指す認定こども園の具体化案の検討など |
2 | 令和7年4月18日(金曜日) | 登園パターンによる施設の大まかな配置、建設予定地の現況確認など |
3 | 令和7年5月23日(金曜日) | 各園の備品保管状況の確認など |
公立保育園・幼稚園職員等によるワークショップを開催しました
令和7年4月3日(木曜日)、4日(金曜日)の2日間、公立保育園や幼稚園職員等を対象としたワークショップを開催しました。保育園・幼稚園での一日の動線を想定しながら、部屋の配置などについて様々な意見が集まりました。
施設の基本設計が始まりました
認定こども園のほか、地域子育て支援センター、障害児通所施設などの機能を備えた複合型施設としての基本設計が始まりました。基本設計では、施設内の各部屋の配置など、建物の全体像が決定され、令和7年度中に完了する予定です。令和8年度には建物の内装や設備など、より詳細な仕様を決定する実施設計が行われ、令和9年度から10年度にかけて建設工事が行われる予定です。